2008

2008.8.18

日本語の入力ができない

先日、ハードディスクの破損で修理した FMVNB75G がまたやってきた。今回は「日本語入力ができない」という症状だ。
お客様からは「文字が何も打てない」という電話だったので、キーボードの故障か前回の修理のときキーボードコネクタの差込があまかったか・・・
ちょっと心配したが、日本語オフでは文字が打てるがオンにすると何にも入力できない。どのアプリケーションでも同じなのでユーザー辞書の破損とみてIMEのプロパティで修復しようとしたがプロパティが出ない。
まず、Officeの修復をしたらプロパティーは出るようになったが、[辞書/学習]タブをクリックすると「ご迷惑をおかけしました・・・」とウィンドウズに謝られる。
IMEのプロパティで[標準に戻す]ボタンで設定を標準に戻す。ようやく[辞書/学習]タブが選択できるようになり、ユーザー辞書の修復をして解決!最悪リカバリーと思っていたが、割と簡単にできました。
ユーザー辞書のトラブルは前もあった、エクセルやワードが強制終了したりフリーズしたりという症状だった。この時はユーザー辞書を削除して解決したが、単語登録データは救えなかった。

2007

2007.01.10

バッテリーを長持ちさせるノートパソコンの使い方

「ノートパソコンのバッテリーって、高価なのに寿命短いよね。」とおっしゃる方、多いですよね。
そこで、今回は「バッテリーを長持ちさせるノートパソコンの使い方」をお教えしましょう。
バッテリーの種類によって使い方が変わりますので、まずは、自分のパソコンのバッテリーが次のどのタイプか調べましょう。
バッテリをはずしてみるとそのどこかに書いてあるはずです。

①Ni-Cd(ニッケルカドミウム電池/ニカド電池)
②Ni-MH(ニッケル水素電池)

あなたのバッテリーがこれらのタイプの場合、最も注意すべきなのは「メモリー効果」です。
電池の電圧が充分に低下しないうち、つまり容量をある程度残した状態で放電をやめ、再び充放電を行なうと(いわゆる継足し充電)、初めに放電を中止したところあたりで少し電圧が低めに推移するようになります。また、放電をやめるのを毎回同じ付近で行なっていると、この傾向がよりいっそう強くなってきます。そうすると継続してバッテリーを使おうとする時、放電を中止していた付近において急に電圧が下がったような動作になります。
この、電池が浅い深度の放電を受けた事を記憶 (メモリー)しているようにみえる現象を「メモリー効果」と呼びます。なぜ「メモリー効果」がおきるかについては諸説ありますが、ここでは説明を割愛します。
メモリー効果を起こさないようにするためには、ノートパソコンをバッテリー駆動させ始めたら、できる限りバッテリーを使い切るくらいまで次の充電を開始しないことです。
それでも「メモリー効果」が起きてしまったら、深い放電状態になるまで放電させればある程度回復するので、何らかの方法で充電前に充分放電させることです。ニカド電池の「メモリー効果」は解消しにくいのですが、ニッケル水素電池では、深い放電を行うことで通常は解消するようです。なお、最近のニッケル水素電池を使ったノートパソコンは充電前に放電させる「リフレッシュ機能」が組み込まれていることが多いようですので、取扱説明書などで調べてみてください。

③Li-ion(リチウムイオン電池)

リチウムイオン電池の場合「メモリー効果」はありません。ところが、「リチウムイオン電池でも継足し充電をしていると劣化が早いようだ」と思っておられる方は少なくないのではないでしょうか。リチウムイオン電池の場合、最も注意すべきなのは「充電が十分にされた状態で高温下におかないこと」です。リチウムイオン電池は、満充電状態に近く、保存温度が高いほど劣化が早まります。外出先ではバッテリーを使い、自宅やオフィスではコンセントにつないで使っているような場合、継足し充電のような使い方になっていると思われますが、リチウムイオン電池の場合、これ自体は問題になりません。問題は、持ち出した時や自宅などに置いている間に高温にさらされていないかどうかです。例えば、車の中や日のあたる場所、暖房機の熱が直接あたるような場所などに置かれていないかです。「リチウムイオン電池でも継足し充電をしていると...」と思われる方は、高温状態においたことがないかもう一度考えてみてください。但し、いくら高温が良くないといっても0℃以下では電池の容量が低下しますので、そのようなところもよくありません。

バッテリータイプの機器を使う場合は、バッテリーの特性を良く知って、それぞれに適した方法で使用しましょう。

2007.7.2

パソコンのファンの音が急に大きくなったようなのですが。

パソコンには、熱に弱いパーツが多く使われていますので、筐体内部で発生した熱を逃がすためにファンが使われています。また、最近はパソコンの高機能化に伴い、発生する熱も大きなものになっていますので、ファンも一つだけでなく複数使われていることも珍しくありません。しかも、効率的に熱を逃がすために高回転のファンが使われることも多いです。ほかにはCPUの温度を検知して、高温になると勢いよく回転させ低音ではゆっくり回転させるものもありますので、パソコンにかかる負荷が大きいときに急に音が大きくなるものは、恐らくこのタイプでしょう(この場合、音が大きくなるのは正常な動作です。内部が冷えれば収まるはずです)。

ファンに使われるモーターは静かに回転するものがほとんどですので、モーターが経年変化で劣化し、ベアリングなどが痛んでゴロゴロと音を立てているような場合以外で気になるような音は、ファンの「風切り音」でしょう。

風切り音を大きくする原因は、大体次のようなものです。

1.ファンにホコリが付着している。
2.CPUを冷却するCPUクーラーや筐体内部にホコリが溜まり放熱しにくくなっているため高回転を続けている。
3.パソコンの通気口あたりに障害物があり、給排気を妨害している。
4.パソコンの置かれている環境自体が温まりすぎている(暖房の効きすぎや日が当たっているなど)。

このようにファンの異常音に関する症状は、放っておくとパソコンに使われているそのほかのパーツを傷めることに結びつきやすいので、普段から気をつけましょう。ファンにホコリが付着したものをゴシゴシふき取ろうとすると、その時にかかる力でファンの回転機構をいためてしまうので、できるだけホコリが付かないうちに、吸排気口は時々掃除機で掃除してあげましょう。パソコンの傍でタバコを吸う事もファンに付いたタバコの脂がホコリを強力に吸寄せ離しませんので要注意です。

2006

2006.11.30

ハードディスクって故障しやすいものですか?

まず、答えから書くと「YES」です。

なぜ故障しやすいのか。理由は次のとおりです。

①モーターという回転パーツを持つ機械であること。
モーターを構成しているベアリングなどが磨耗等により機械的に劣化します。ハードディスクは毎分4,200~10,000回転以上の高速でディスクを回転させています。

②(上記理由から)熱を発することを避けられない機械であり、しかも、構成するパーツが熱に弱いこと。
磁石が引き合う作用と反発する作用を繰り返してモーターは回転します。その回転により熱が発生します。
ハードディスクを制御する基盤には半導体が多く使われています。これらが熱に弱く、加熱すると劣化、故障しやすくなります。

③非常に精密性を要する機械であること。
ハードディスクは回転するディスクに磁力によってデータを保存し、それを読み取りますが、ディスクにデータを読み書きする「ヘッド」というパーツはディスク上を非常に高速に移動し、しかも、「ディスクには触れずに」それを行います。ディスクにヘッドが触れないようにするためにどうしているかというと、ディスクを非常に高速に回転させ、それによって起こされる風圧でヘッドをディスク上に浮かせているのです。
しかも浮いているヘッドとディスクの隙間は、1万分の数センチ程度しかありません。また、ディスクそのものの平滑性も大変なもので、まさにスベスベの鏡面仕上げで、ディスクを取り出して見ると鏡のようです。このように非常に精密に作られた機械ですから、振動や衝撃には大変弱いものなのです。振動等が加わるとヘッドとディスクが接触して削られ埃が発生し、その埃が長時間の間に帯電しヘッドに悪影響を与えたり、ディスクを傷つけたりしながら故障へと進んでいきます。

このように、ハードディスクは非常に精密な機械ですから、通常使用をしているだけでも、停電やフリーズ、外的な衝撃など些細なことから故障しやすいのです。運が悪いと新品でも流通過程で思わぬ衝撃を受け故障していたりもします。ハードディスクはパソコンを使用するうえでの一種の「消耗品」という考え方が必要でしょう。
ハードディスクの故障は突然起こりますから、重要なデータは普段から外部メディア(CD-Rなど)にバックアップしておくようにしましょう。

それから、パソコンの置き場所などにも気をつけ、熱がこもらないようにしましょう。放熱のための穴から取り込まれる「ホコリ」も、中にたまって熱を逃げにくくしますので要注意です。

2006.11.29

25番ポートをブロックするってどういうこと?

スパムメールなどの迷惑メールに対する防御策の一つです。
スパム送信者は通常、自身が契約しているISPのネットワークの外にあるSMTPサーバ(メール送信サーバ)を使ったり(身元がばれないよう、自分の使っているISPの外側にあるSMTPサーバにメール送信を肩代わりさせる)、ISP内部であってもISPが管理するSMTPサーバではなく、自分や他人が独自に構築したSMTPサーバを使ったりして大量にメールを送信します。

メール送信には、SMTPという決め事があり、その中でポート(出入り口)は25番を使うよう決められています。その25番ポートを閉じればメールは外に出られないということを利用した防御策なのです。この方法は「Outbound Port25 Blocking」と呼ばれます

もう少し具体的にいうと、ISP(インターネットサービスプロバイダ)が管理している「動的IPアドレス」から外側に向かうSMTP(TCPの25番ポート)を止めてしまうのです。(動的IPアドレスとは接続ごとにIPアドレスが変更されるネットワーク接続方法で、多くの利用者はこの方法でISPと契約しています。)
「固定IPアドレス」からスパムメールを送信すると、送信先は固定されており容易に送信元を突き止めることができるのでスパム送信者は「動的IPアドレス」を利用するのです。
25番ポートブロックを導入したISPと動的IPアドレスで契約している会員は、そのISP以外のSMTPポートへの通信を行うことができなくなります。
簡単に言うと、そのISPの管理下にあるSMTPサーバを経由しないメールの送信はできなくなるということです。
それにより、(ある程度)身元が特定できる形式でのメール送信しか認められなくなるということになります。

「ある程度」と書いたのは、それに対抗する方法もないことはないわけで「絶対」とは言い切れないからです。ただ、ここでその方法を明らかにするのは、スパム送信者を助長することにつながりかねませんし、何より面倒なのでやめておきます。